2025年4月22日（現地時間）発表
上海モーターショー2025に先駆けて公開されたコンセプトカー3モデル。左から「ID.ERA」「ID.AURA」「ID.EVO」
独フォルクスワーゲンは4月22日（現地時間）、上海モーターショー2025（第21回上海国際自動車工業展覧会）に先駆けて行なわれたフォルクスワーゲン・グループ・ナイトにおいて、新エネルギー車（NEV）のコンセプトカー「ID.AURA」「ID.ERA」「ID.EVO」を初公開した。
フォルクスワーゲンでは2027年末までに中国市場で30車種以上の新型車を投入する計画を打ち立てており、今回発表された3モデルも今後数年間で発表することが予想される。
3列シート仕様のフルサイズSUVであるID.ERAは、フォルクスワーゲンとしてレンジエクステンダーテクノロジーを搭載した初のモデル。燃料駆動の発電機は走行中にバッテリを充電し、700kmを超える航続距離を追加できるという。バッテリモードでの300kmの航続距離と合わせると、ID.ERAは1000km以上の走行を可能にすることとなる。
ID.ERA
800VプラットフォームをベースとするID.EVOは、フォルクスワーゲンの「ID.UNYX」シリーズ初のフルフルサイズSUV。このコンセプトカーは高性能のゾーン電子アーキテクチャーを搭載しており、さまざまな新しいデジタルサービスを促進できるという。
ID.EVO
フォルクスワーゲンが中国市場向けに特別に設計したコンパクト・メイン・プラットフォーム（CMP）をベースにした最初のコンセプトカーであるID.AURAは、高度自動運転システムを搭載。価格に敏感なAセグメントを求めるユーザーのために特別に開発され、最新のテクノロジーとダイナミックなデザインを組み合わせた。
ID.AURA
